我妻マリが纏うタイムレスな洗練

上質素材がもたらす幸福感で彩られたシンプルデザイン。年齢を重ねるほどに心に響くタイムレスな洗練を、リッチ・カジュアルという日常の装いで楽しんで。

正統を愛しながらしなやかに更新する。それが、私らしさ。

昨年も大好評を博したメイド・イン・イタリー企画の第二弾！辛口シックなブラウン×ネイビーのブークレツイードと、穏やかな気品が香るブラウン×ブルーのヘリンボーン柄、リュクスな2テイストを楽しめるリバーシブルフーデッドコートの登場です。上品なヘアリー感、柔らかくも深いニュアンスを醸すカラーリング、暖かさと軽さを両立させたクオリティーは、テキスタイルの名門「ロロ・ピアーナ」社のスーリーアルパカ混ダブルフェイス素材ならでは。これさえあれば…と思えるシンプル・ラグジュアリーな名品、その誕生ストーリーを、紹介しましょう。

メイド・イン・イタリーの洗練が「一着」の隅々に輝き渡って。

冬の第一印象を決定づけるコートは、着る人の奥深い美意識を映し、ライフスタイルのモチベーションを高めてくれる大切な存在です。だからこそ、『DAMAプレミアム』世代にふさわしい一着をご提案したくて…。上質さを礎に洗練の高みを目指すもの作りの精神に注目し、素材から仕立てまで「メイド・イン・イタリー」に拘ったのです。
今回は、1924年の創業以来、カシミヤをはじめとした高級獣毛を扱う名門テキスタイルメーカー「ロロ・ピアーナ」社の素材で登場。アルパカの中でも繊維が細く、上質とされるスーリーアルパカを贅沢にブレンドした生地は、ブラウンとネイビーが響き合うブークレツイードとブラウンに明るいブルーが浮かび上がるヘリンボーン織り、それぞれの面で異なる表情のダブルフェイス素材です。仕立てを託したのは、高級テキスタイルの魅力を知り尽くす「アンステファン」社。1957年にクチュールハウスとして創業し、現在に至るまで精鋭スタッフが高度な技術を守り続けています。とりわけダブルフェイス素材のリバーシブルコートを得意とし、今回も難度の高い伸縮性のある生地を一針一針ハンドワークで柔らかく縫い上げ、そのレベルの高さを証明しています。
デザインは、ドロップショルダー＋まろやかなゆったりシルエットで、きちんと前を閉じるだけでなく、さらりと羽織ったり、高い位置に配した第一ボタンだけをループで留めたり、着方によってしなやかにシルエットが変化。また、フードのボリューム感や、袖口のロールアップで裏面との絶妙なコントラストを楽しめるのも、一重仕立てならではです。ブークレツイード面はパッチポケットで、フラットなボタンをトッピング。ヘリンボーン面は箱ポケットに、厚みのあるボタンがアクセント。それぞれ生地のイメージに合わせてディテールにもメリハリを意識した一着は、コートが広げる洗練の可能性に長く魅せられ続けることでしょう。

≫ POINT

・ほんのりヘアリーな風合いは、繊維の細いスーリーアルパカ混ならでは。包まれるようなリッチな温もりを堪能できます。
・両面それぞれの表情に合わせて、ボタンをセレクト。シャープでフラットなタイプ、艶と厚みのあるタイプ、と使い分け、より印象的に。